陶芸ギャラリー
全国公募 横浜陶芸展
入賞・入選作品 最新
第7回目となる2025年の全国公募展では「カップ&ソーサー」をテーマに募集いたしました。16都府県から264作品の応募がありました。沢山のご応募を有難うございました。
入選
総評
丹澤 裕子(日本工芸会正会員)
2012年に始まった横浜陶芸展も今回で7回目を迎えます。当初はテーマ部門、暮らしの器部門と造形的な作品と用の器を分けていましたが、前回から部門を分けていません。今回のテーマは「カップ&ソーサー」。用の器を意識した作品が多いと思いきや独創的な作品が並び驚きました。大賞の作品は一見すると造形的に見えますが用の器としても熟練しており、準大賞の作品は用の器の形態を取りながらもオブジェ的な雰囲気があり魅力的でした。
梅津 庸一 (美術家)
カップ&ソーサーという身近なテーマでしたが多種多様な作品が集まりました。総じてレベルが高く審査は難航しました。純粋に実用性を追求したものからオブジェのようなものまで。陶作品における固有性とはどこに宿るのでしょうか?各々がレギュレーションを設定できる時代だからこその自由と困難がわたしたちの前に横たわっていると言えるでしょう。いずれにしても作陶に没頭することでしか自身の表現のあり方は獲得できません。
小澤 忠(横浜市陶芸センター長)
 2025・横浜陶芸展は 写真審査から良い作品ばかりで 選ぶのに苦労しました
選抜された作品の現物を拝見いたしまして 作品としての個性や思い入れ それに完成度など どれも高い水準で感激させられました 特に大賞の作品の豹柄模様の鉄江と釉薬のにじみ効果などは 豹のユーモラスな姿と共に カップを伏せても立てても良しというもので 楽しく使える器として存在感を感じました また応募作品のすべての現物を見たいと思わされる作品が多い審査でした
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